八女茶を学ぶ
毎日の食卓に、つかの間の休息に、
大切な人への贈り物に。
八女茶はさまざまな楽しみ方で、
私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
八女茶を学ぶ
毎日の食卓に、つかの間の休息に、
大切な人への贈り物に。
八女茶はさまざまな楽しみ方で、
私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
日常づかいから贈答品まで暮らしに寄り添う八女茶。
種類別の特徴と魅力を知ることで、さらに楽しみ方が広がります。
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八女茶を学ぶ①
自然が育む八女茶Location
福岡県八女市の
自然が育んだ豊かな香りと
甘みが特徴です中国から茶葉が伝わった古来より約600年の歴史を持ち、今なお高級茶として国内外で人気を集めている八女茶。豊かな香りと味わいは、お茶の生産に非常に適した福岡県八女市の自然の恩恵によるものです。標高200~300メートルの山間部には霧が多く発生し、特に朝霧は山の傾斜や丘陵に沿って、茶畑を守るようにすっぽりと包みこみます。この気候と大地は、上質な茶葉の栽培に最適な環境であり、八女市は伝統的な本玉露の生産において品質・量ともに日本一の規模を誇ります。
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八女茶を学ぶ②
人の手が育む八女茶Production
昔ながらの製法を守る
量より質の高級茶八女の茶園では、通常では三番茶まで収穫するところを、二番茶までしか収穫しないことがほとんどです。茶の木を休ませることで、色鮮やかで厚みのある茶葉が育ちます。たとえ面積あたりの生産量が少なくなっても、最高品質にこだわり、大切に茶葉を育てています。
豊かな自然と人の手によって生まれる八女茶は、日本が世界に誇る銘茶です。毎年行われる全国茶品評会でも、上位入賞茶のほとんどが八女茶で占められています。また近年では、カテキンによる健康効果や、ふくよかな香りによる癒し効果も注目されています。
お茶の種類
毎日楽しむお茶として最適な煎茶や玄米茶から、最高級の玉露や冠茶まで
全国どこからでも、通販サイトにてお取り寄せいただけます。
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- 玉露(ぎょくろ)
- 玉露は直射日光を遮った畑で育てられ、特にうまみの素となるアミノ酸の含有量が多く、逆に渋みの素となるタンニン(カテキン)などが少ないため旨みの豊富なこってりとコクのある味わいが特徴で、その中でも八女産の玉露は特に有名です。
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- 煎茶(せんちゃ)
- 煎茶は全製茶生産量の約8割を占め、さわやかな香りと、うま味・渋味が調和し、緑茶の中で、もっともよく飲まれている代表的なお茶として知られています。カフェインやタンニン(カテキン)の含有率が高く、特にビタミンCは豊富です。
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- 白折(くき茶)
- 煎茶とは風味が異なり、香りは若々しく、独特なさわやかな香りと甘みが特徴。艶のある鮮やかな緑の茎茶ほど、甘みがあります。葉茶と違い、一度注ぐと二煎目から香味が薄くなります。地域によっては「白折」「かりがね」「棒茶」などと呼びます。
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- ほうじ茶
- ほうじ茶は、煎茶や番茶を強火で焙煎して香ばしい香りを引き出したもので、口の中をすっきりさせるので、食後のお茶として広く好まれています。カフェインやタンニンが少なく、リラックス効果があることでも知られています。
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- 玄米茶(げんまいちゃ)
- 煎茶や番茶に炒った玄米を加えたもので、玄米の香ばしい香りが飲みやすく、日常的に飲むお茶として人気があります。カフェインが少なく、幅広い年齢の方におすすめできるお茶です。薄めでさっぱりとした口あたりで海外でも大変人気があります。
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- 冠茶(かぶせちゃ)
- 冠茶は玉露の半分程の日数だけ、お茶の木の上部だけ日光をさえぎったお茶で、渋みが少なく旨みを多く含みます。玉露のようなかぶせ香・旨みと煎茶の爽やかさを両方楽しめます。水色・茶葉の色が玉露同様に緑が濃いめで鮮やかなのが特徴です。
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- 抹茶(まっちゃ)
- まろやかな甘味が特徴で、渋みはほとんど感じさせません。茶道のお点前のほか飲料、お菓子、アイスクリームの原料として使われています。香りも味わいも格段に深く、健康な成分も無駄なく口にすることができます。
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