八女の観光

お茶のふるさと・八女をめぐる旅

人々の暮らし、文化、歴史や伝統に深く根づく八女茶。江戸、明治時代の面影を残す白壁の町家、昔ながらの職人気質と技を伝承する伝統工芸の数々、古代ロマンあふれる九州最大規模の古墳や天然温泉など八女の四季折々の自然と歴史めぐりをお楽しみください。

観光施設

「八女伝統工芸館」

八女が誇る伝統工芸品の仏壇、提灯、石灯ろう、手漉き和紙の展示と職人による実演、紙すき体験が楽しめます。館内で見られる巨大な石灯籠、大型金仏壇、ジャンボ灯ろうのスケールの大きさには圧巻。併設の八女民俗資料館には八女福島燈籠人形屋台(国指定重要無形民俗文化財)が展示されています。

所在地 〒834−0031八女市本町2番地の123の2
開館日時 午前9時~午後5時
入場無料
休館日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日まで)
問合わせ先 TEL.0943−22−3131
交通アクセス 西鉄・堀川バス福島下車徒歩10分

「八女民俗資料館」

江戸時代から伝わる匠の技が光る仏壇や提灯、久留米絣の職人によって作られた国指定重要無形文化財「八女福島燈篭人形」の屋台を原寸大で複製し、展示しています。入場は無料。

所在地 〒834−0031 八女市本町2番地の123の2
開館日時 午前9時~午後5時
休館日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日まで)
問合わせ先 TEL.0943−22−3545
交通アクセス 西鉄・堀川バス福島下車徒歩10分

「ふるさとわらべ館」

子どもと大人がいっしょに遊び、学び、発見し、創造する、楽しさいっぱいの体験工房と遊びの資料館です。昭和30年代の懐かしい教室を体感できたり、様々な工作体験ができたりと、優しくて温かな触れ合いの空間です。

所在地 〒834−1104 八女市上陽町下横山4838番地
開館日時 午前10時~午後6時
休館日 火曜日(祝日の場合は、翌日が休館日)
問合わせ先 TEL.0943−54−2442

「ほたると石橋の館」

清流にかかる石橋と初夏を彩るゲンジボタルをテーマにした北川内の星野川湖畔にある施設。木造建築の落ち着いた館内には資料展示館やレストランが完備されています。

所在地 〒834−1102 八女市上陽町589−2
開館日時 午前10時~午後6時(サマータイムあり)
休館日 毎週水曜日(水曜日が祝・祭日の場合はその翌日が休館日)
問合わせ先 TEL.0943−54−2150

「黒木お茶の里記念館」

八女茶発祥の地・霊巌寺近くにあるお茶の歴史を伝える資料展示館です。地元生産農家が丹精込めて作った八女茶を購入できる八女では唯一の販売所もあります。その他、黒木町の特産品販売、茶摘み体験や秋野菜の収穫体験なども行われており、霊巌寺では精進料理をいただくことができます。

所在地 八女市黒木町笠原9528-1
開館日時 午前10時~午後4時まで
休館日 水曜日
問合わせ先 TEL.0943-42-4305
交通アクセス 国道442号を黒木の大藤より左折して笠原方面(県道797号線)へ車で15分

「べんがら村」

八女の地ビールと温泉を楽しむなら「べんがら村」へ。清流・矢部川に抱かれた、自然と人とが触れ合う日帰り専用のリラクゼーション施設です。天然温泉ではイベント開催に合わせたユニークなお風呂、開放感あふれる露天風呂、6種類の家族湯が楽しめます。パン屋や農産物の特売所、バイキングレストラン、市民プール、貸農園も併設しています。

観光スポット

「八女市中央大茶園」

パイロット大茶園ともいわれる約65haの大茶園は改良山成工法のゆるやかな傾斜で形成される八女地方を代表する大茶園です。茶園は八女市の北東部・本地区に広がり、まるで見渡す限り緑のじゅうたんが敷かれたようです。生産から販売までを共同で行い、質のいい茶葉を提供している県内第一の集団茶産地です。昭和54年度の農林水産祭では天皇杯を受賞しています。

交通アクセス 八女ICより車で25分

「立花町ワインセラー・田崎廣助画伯記念ギャラリー」

戦時中、軍の格納庫として使用するために掘られたトンネルを改修し、ワインセラーとして利用。立花町の特産物・キウイワインを貯蔵しています。イベント中には立花町北山生まれの洋画家・田崎廣助画伯の作品を展示した「田崎廣助ギャラリー」や「竹あかり幻想の世界」としても活用。毎年2月下旬の「夢たちばな観梅会」の期間中は、約3,000本の竹の明かりを灯した「竹あかり幻想の世界」を開催しています。

所在地 〒834-0074八女市立花町谷川1742
開館日時 イベント時のみ開館
休館日 イベント時のみ開館
問合わせ先 TEL.0943-23-4999
交通アクセス 九州自動車道八女ICまたは広川ICから車で25分

「男ノ子焼の里」

男ノ子焼はかつて柳河藩の御用窯として栄えた筑後史上、最も古いとされる窯焼物です。柳川藩主・立花宗茂が朝鮮半島から連れ帰った陶工によって始められ、以後80年間、柳川藩主の御用窯として栄えましたが、熊本県の小岱山の麓に窯を移したのを機に途絶えたと伝えられています。その再興を目的に建てられた施設が「男ノ子焼の里」です。
現在は陶芸家を招致し、陶器の展示販売を行っています。
一昔前の田舎を思い起こさせてくれる茅葺き屋根の佇まいが背景の緑に調和し、訪れる人々の心を潤しています。陶芸教室・体験も開催中。

所在地 〒834-0085八女市立花町北山1965
開館日時 午前10時~午後5時
休館日 毎週月・火・水曜日、年末年始
問合わせ先 TEL.0943-22-5432
交通アクセス 九州自動車道八女ICから車で20分

「八女福島の白壁の町並み」

福島地区では江戸中期~後期、仏壇・提灯・和紙等の取引が盛んとなり、木造漆喰塗りの土蔵造りや塗り屋造りの町家が造られました。町家では伝統工芸職人の仕事の音が静かに響き、満ち足りた時間が流れています。沿道には、昔なつかしいお茶屋やみそ屋、和菓子屋、仏壇店や提灯店、日用雑貨店、手作り蒲鉾店、種物店などが並び、普段の町の魅力に出会えます。秋は八女福島灯籠人形や白壁ギャラリーめぐり、春にはお雛さま巡りをするぼんぼり祭りが行なわれ、多くの観光客の心を楽しませています。

会場 八女市福島一帯
交通アクセス 八女ICより車で10分

「八女茶発祥の地 霊巌寺」

応永30年(1423年)、栄林周瑞禅師発願により建てられた臨済宗妙心寺派の禅寺です。栄林周瑞禅師が明国から持ち帰った茶の実を植え、栽培と製茶の指導を始めたことから「八女茶発祥の地」ともいわれ、八十八夜には周瑞禅師を偲ぶ献茶祭が執り行われるようになりました。

「不動の滝」

県内で一美しい水が流れる川として県指定の星野川の源流にある「不動の滝」。
夏は涼を求める人たちの穴場として親しまれています。鎌倉時代は、山岳信仰の盛んな頃に唐迫岳から尾詰山頂の周辺は山伏の宿と呼ばれ、修行道として滝に打たれる荒行が行われていたと伝えられています。

遊べる・キャンプ場

「八女市黒木きのこ村」

笠原川のせせらぎを聞きながら、豊かな自然をひとり占めできるキャンプ場です。キャンプファイヤーやイベントに活用できる交流広場、研修室や木工教室、ヤマメの養殖施設も併設しています。近くには「お茶の里記念館」があります。

所在地 八女市黒木町笠原9528-1
営業時間 予約・問い合わせは午前10時~午後4時まで
休業日 キャンプ場は夏期のみの営業
問合わせ先 TEL.0943-42-4305
交通アクセス 国道442号を黒木の大藤より左折して笠原方面(県道797号線)へ車で15分。

「八女市グリーンパル日向神峡」

日向の神々が美しさに惹かれ、降り立ったという伝説が残る渓谷・日向神峡。「知・休・遊」をコンセプトに作られたキャンプ場では、美しい渓谷に囲まれながら、森と湖など大自然の壮大さを間近に感じ取ることができます。

所在地 八女市黒木町北大淵4410-2
営業時間 予約・問い合わせは午前9時~午後5時まで
休業日 年中無休
問合わせ先 TEL.0943-45-1001
交通アクセス 国道442号を黒木の大藤より、グリーンパル日向神峡の旗を目印に車で20分直進。門をくぐって約3分で到着。

「夢たちばなビレッジ」

里山の谷間にあるキャンプ場。オートキャンプサイト、バンガロー、宿泊室があり、小さいお子さんと安心してアウトドアが楽しめます。自然を使った細工、山の幸狩り、農耕体験、ネイチャーレクリエーション、バードウォッチング、石窯でのピザ作りや陶芸体験など季節ごとに違った遊び方を用意しています。

所在地 〒834-0084八女市立花町白木3720
休業日 毎週火曜日(GW・夏休み期間は営業)
問合わせ先 TEL.0943-35-0022
交通アクセス 九州自動車道八女ICから車で30分

泊まれる・宿泊

「星の文化館」

九州最大級の口径65cmを誇る反射式望遠鏡を備えた天文台です。最新式のコンピューター制御システムで見たい星を望遠鏡がキャッチ。晴れの日は昼間でも強い光を放つベガなどを見ることができます。100インチスクリーンを備えたデジタルプラネタリウム「プレアデス」では迫力ある天文番組が鑑賞でき、星に関する様々なことが学べます。また、星野村一の高台にある地元の自然素材を使った欧風レストラン「北十字星」からの眺めは最高です。地元の木材で造るウッディな宿泊施設では、1泊かけて星の世界を満喫できます。

所在地 〒834−0201 福岡県八女市星野村10828番地1
開館時間 午前10時30分~午後10時(最終入館午後9時30分)
休館日 毎週火曜日(年末年始、祝祭日、春・夏休み期間は開館)
問合わせ先 TEL.0943-52-3000
交通アクセス 堀川バス池の山前バス停下車徒歩20分

「くつろぎの森 グリーンピア八女」

広大な敷地に宿泊・スポーツ・レジャー・温泉などを持つ総合施設です。周辺の森では、四季を通じて様々な花や樹木を見ることができます。森の持つ癒し効果が科学的に実証され、平成20年に福岡県初の森林セラピー基地としても知られるようになりました。癒しや健康増進を求めて訪れる多く人々が、森の案内人に導かれながら森の時間をゆっくりと楽しんでいます。

所在地 〒834-1204 八女市黒木町木屋10905
開館時間 黒木温泉くつろぎの湯は、午前10時~午後9時まで
黒木ふるさと市場は、午前8時~午後9時まで
休館日 年中無休(年に数回、施設の点検等のため休館する場合があります)
問合わせ先 TEL.0943-42-2400
交通アクセス JR鹿児島本線羽犬塚駅より、黒木行き堀川バスで約40分
黒木バス停横にタクシー乗り場あり(約20分)

朝市・直売所

道の駅「たちばな」

豊かな緑に包まれた国道3号線の福岡県の南玄関口にあります。地元の特産品を使った加工品や農産物等直売所など、採れたての農産物を「もてなしの心」で販売しています。

所在地 〒834-0073八女市立花町下辺春315番地1
営業時間 午前9時~午後6時
休業日 第2水曜
問合わせ先 TEL.0943-37-1711
交通アクセス 九州自動車道八女ICまたは広川ICから車で25分

「農産物等直売所 まんてん」

矢部で採れた新鮮で品質の良い野菜を販売しています。値段も手頃です。

所在地 〒834−1401 八女市矢部村北矢部10379番地1(稲付)
営業時間 午前9時~午後6時(季節により変更あり)
営業日 毎週月・土・日及び祝日営業(1月は休み)
交通アクセス 堀川バスゆいのもり入口バス停下車すぐ
八女ICから国道442号線を車で約60分

「くろぎふるさと日曜市」

毎週日曜日に黒木駅跡イベント広場で地元農家や商店を営む人々が集まり、30年近く開催されている日曜市です。季節、地元で採れた農産物や柚子こしょう、芋まんじゅう、漬物、農家手づくりの加工品等を販売しています。遠方から買いに来る人がいるほどの人気の「手作りこんにゃく」、「じゃがいも万十」や「干したけ」、「棚田米」など自慢の名産品や特産品がずらりと並びます。たこ焼きや回転饅頭、焼きそばの出店が賑わいを見せ、祭り気分で楽しめます。

所在地 〒834-1221 八女市黒木町今1318番地5
営業時間 午前9時~午後4時まで
営業日 毎週日曜日
問合わせ先 0943-42-0153(八女市商工会)
交通アクセス 堀川バス上町バス停下車徒歩1分
八女ICから国道442号線を車で約30分

神社・寺

「八女津媛(やめつひめ)神社」

創建は719年。「八女」という地名の由来になった神社です。大和朝廷の時代、景行天皇が八女の地に巡幸の折に、水沼の県主猿大海が「この地方に女神あり。その名を八女津媛といい、常に山中におる」と奉上したことから八女の地名の起源だといわれています。現在、5年に1度(11月の第3日曜日に開催)、神社の氏子が太鼓、鉦をつけ、真法師を中心に華やかに舞う舞踊「浮立」を奉納し、五穀豊穣・無病息災を祈願します。福岡県指定の無形民俗文化財です。

所在地 八女市矢部村北矢部4014番地(神窟)
交通アクセス 堀川バス 石川内バス停下車1.3km
八女ICから国道442号線を車で約60分

「足掛地蔵尊(行者の滝)」

南北朝時代足に弓矢の傷を負った武将が地蔵様に祈願したところ、1ヶ月足らずで全快したといわれます。以後、足掛地蔵に参詣すると足の切傷・ねんざ・足腰の弱さが治ると言い伝えられるようになりました。近くにある行者の滝も見事です。

所在地 八女市矢部村北矢部6927番地(コズミトコ)
交通アクセス 堀川バス宮ノ尾バス停下車5km
八女ICから国道442号線を車で約70分

「大円寺(歴史資料館)」

創建は神亀2年(725年)。延元3年(1338年)、征西将軍に任ぜられ九州に下向された懐良親王が北朝方の今川了俊との攻防戦をさかいに勢力が衰退したのをきっかけに天授3年(1377年)4月、大円寺(星野御所)に退きました。現在は弘和3年(1383年)3月27日、大円寺で死去した懐良親王ゆかりの歴史資料館に様々な資料が残されています。

年中行事・祭り

「ホタルと銘茶まつり」

初夏の夜空を美しく彩るホタル。美しい自然が残る上陽町地区では毎年6月初旬、多くのホタルが舞います。祭り期間中には「ほたるの総合案内所」を設置し、新茶の無料サービスをしています。また、「ほたると石橋の館」では地元町民によるバザーなどの楽しいイベントを開催しています。

「八女上陽まつり」

11月の第2土・日曜に春の山公園で行なわれる祭りです。祭りの山場は「全日本きんま選手権大会」。「きんま」は「木馬」と書き、上陽町地区で山から椎茸の原木などを運ぶために使用していた木のそりのことをいいます。きんま400kg(レディースの部は200kg)の俵を載せ、42.195mの距離を駆け抜け、早さやパフォーマンスを競う競技です。毎年、個性豊かな多くのチームが参加し、大会を盛り上げています。会場では特産物の即売も行われ、多くの来場者で賑わっています。

「黒木の大藤(黒木の大藤まつり)」

大藤のある素盞嗚神社には、約3,000m2もの広大な藤棚が広がっており、毎年4月中旬頃に開花、1mを超える紫色の花房を垂下させます。 1395年、後征西将軍良成親王のお手植えと伝えられる樹齢600年以上の長寿の藤として全国でも知られるようになりました。現在、国の天然記念物に指定されています。祭りは開花期間中に開催され、全国から約20万人の見物客が訪れ、藤の美しさに多くの人が感動しています。

「献茶祭」

八女茶発祥の地として知られる「霊巌寺」は、蘇州・霊巌寺の景観によく似ていることから建立されました。献茶祭は今から約600年前に、福岡県に初めてお茶の栽培と製法を伝えた茶祖茶祖・栄林周瑞禅師の不滅の遺徳をたたえ偲び、八十八夜に八女茶の弥栄を祈念する行事です。祭壇に新茶を献上し、茶揉み唄として歌い継がれている八女茶山唄が奉納されます。祭りが終わると、茶農家は茶摘みの最盛期に入ります。町中がお茶のいい香りに包まれ、八女の初夏の訪れを感じさせます。

「八女茶山唄日本一大会」

毎年、八女茶発祥の地である黒木で開催される、八女茶山唄民謡を競う日本一大会です。八女茶山唄の始まりは、江戸末期頃、お茶の最盛期に九州各地から八女地方へ出稼ぎにきた人々により唄われていたものと推測されています。歌詞からは八女地方ののどかな茶摘みの情景と人情を彷彿させてくれます。

「夢たちばな観梅会」

毎年2月に開催。九州有数の梅の産地「谷川梅林」一帯で九州の梅の三名園で行なわれます。広大な斜面に約3万本の白梅がいっぱいに咲き誇り、訪れる人たちに春の喜びを与えます。また、会場内にあるワインセラー内では、祭り期間中、約3,000本の竹を用いた「竹あかり幻想の世界」を開催。全国でも珍しく昼間に行なっています。

「水天宮祭」

八女で由緒ある水天宮で行なわれる祭りです。水天宮祭は毎年5月5、6日に五穀豊穣・水害防除を祈願して行われます。参拝者は水天宮でお札をもらい受けて帰り、小さなひょうたんに入れて1年間首から下げて水難防除のお守りにします。境内には露店が並び、夜になると花火が打ち上げられ、ひと足早い花火大会を楽しむ人々で賑わいます。

「八女津媛神社の浮立」

八女津媛神社の境内で、五穀豊穣・無病息災などを祈願して5年ごとに奉納公開される「浮立」は福岡県指定の無形民俗文化財です。太鼓、鉦をつけた踊り手が真法師を中心に華やかな舞いを披露します。

開催日時 11月の第3日曜日。5年に1度の開催
開催地 午前/八女津神社境内 午後/矢部川源流公園内(矢部まつり会場)

年間行事

【1月】

3日 潮井取り(裸ん行)

柳島で約90年続く新春恒例の伝統行事です。裸の男たちが真冬の矢部川で身を清め、一年の無病息災や無火災や厄除、健康を祈願します。

17日 柳島の十七夜(あめがたまつり)

無病息災を祈る火祭り行事。昔、黒木城の正室が観音像を抱いて矢部川に身を投げました。流れ着いた観音像を飴型売りが藁束を焚いて温め、飴形を供えたことが祭りの由来となりました。市の無形民族文化財に指定。

会場 柳島町内の観音堂前
20日 童男山ふすべ(徐福伝説)

秦の始皇帝から不老長寿の薬をさがすように命じられた徐福は嵐で遭難します。山内地区の人々に助けられますが、看病の甲斐なく息を引き取り童男山に葬られたという伝説に基づく祭りです。江戸時代から毎年、徐福を温めた焚き火で魂を慰めてきました。
その伝説は地元の小学生によって語り継がれています。

会場 柳島町内の観音堂前

【2・3月】

2月中旬〜3月下旬 「雛の里・八女ぼんぼりまつり」

八女は、明治時代から一大産地として有名な雛人形のふる里です。毎年2月中旬〜3月下旬まで100軒もある町家や旧家、商店で家々に伝わる江戸から現代までのお雛様や飾り道具を展示、公開しています。旧家や商店街では八女特産の提灯が飾られ、白壁の町並みを華やかに彩ります。

会場 福島地区一帯
交通アクセス 八女ICから車で10分

【4月】

八女緑の祭典「茶華祭」

約500mもの藤棚を会場に、旬のシーズンを迎える八女新茶の試飲会や地元自慢の特産品を販売します。会場には遠方からも訪れる多くの観光客で賑わいます。

【7月】

上旬 岩崎の子ども川まつり

さなえぼり中(田植え後の休日)、全国でも数少ない子どもたち中心の神事が行なわれます。大きな長い笹竹に藁でつくったタゴ(酒樽)とドンバラ(酒の肴)、名前を書いた短冊を飾り付けます。祭り当日は男女がそれぞれ出発し、掛け声をかけながら用水路の各所に飾り竹を立てていきます。市の無形民俗文化財に指定された五穀豊穣・水難回避を願う伝統行事です。

【9月】

1・2日 祈祷院八朔祭

陰暦8月1日、田実(たのみ)の八朔節供として、稲の豊穣や暴風虫害の厄除けを祈願します。八幡宮の前を流れる矢部川河原には露店が立ち並び、夜には花火大会が開催されます。

会場 祈祷院の五霊宮
中旬 矢部川物語(花火大会など)

清流・矢部川の水の流れとともに月日を重ね、恩恵を受けて来たことに感謝し、地域の発展を願う祭りです。川面に映える美しい花火の競演は、見物の人々を魅了します。

場所 宮野公園周辺
「八女福島の燈籠人形」

260年以上の歴史を持つ、国指定・重要無形民族文化財の郷土芸能です。福島八幡宮の放生会の奉納行事として毎年秋分の日を含む3日間、上演されます。江戸時代、福島町民が山鹿の大宮神社からもらい受けた奉納燈籠に工夫を重ね、独自の燈籠人形を奉納したのが祭りの始まりといわれています。その頃、関西で流行った人形浄瑠璃の技術を取り入れ、現在の形になりました。3層2階建ての釘や鎹を1本も使用しない屋台を舞台に、からくり人形が見事に舞います。見どころは人形の橋渡し、衣裳の早変わりなど。

会場 本町福島八幡宮境内
交通アクセス 八女ICから車で10分
下旬 あかりとちゃっぽんぽん

八女市最大の市民総参加の祭りです。日本一の生産量を誇る八女提灯の「灯り」、電照菊の発祥地として全国的に有名なことからテーマを「あかり」としました。提灯まつりやあかり絵パレードなど多彩なイベントで賑わいます。

【10月】

17・19日 土橋八幡宮御神幸行事

江戸時代前から続く市指定の無形民族文化財。土橋八幡宮で神事が行なわれ、御神霊を神輿で稲富のお旅所まで御幸します。2日後に土橋の八幡宮に還幸するというお祭りです。御神霊が乗った浮立神興、獅子舞やお供人の御神幸が人々の無病息災を願って町を練り歩きます。

会場 本町・土橋八幡宮から上稲富の御旅所まで

11月

3日 帰居祭「坂本繁二郎を偲ぶ」

画伯の業績を偲び、八女文化連盟が主催。八女公園に建立された銅像前では、献茶や句会が行われます。

会場 八女公園・福島地区

歴史

「懐良親王御墓所」

第96代後醍醐天皇の皇子・懐良親王は、御年8歳で征西将軍の命を受けます。正平3年(1348年)、菊池氏の本拠地隈部城に入り、同14年(1358年)には九州をほぼ統率しましたが、文中元年(1372年)、太宰府で零落の一途をたどります。天授3年(1377年)、星野村の大円寺に入り、九州の南朝方の統率にあたります。弘和3年(1383年)3月27日、御年55歳で死去。遺体は空谷山(大明神山)に埋葬されています。

「岩戸山古墳」

全長約135メートル、後円部分径約60メートル、前方部幅約92メートルという九州最大級の前方後円墳。6世紀初頭、北部九州を統治した豪族「筑前君磐井」が生前築いたといわれ、年代と築造者が推定できる貴重な古墳です。その大部分が国の重要文化財、福岡県の有形文化財として指定されています。隣接する「岩戸山歴史資料館」では、八女古墳群から出土した埴輪や石製品などが展示され、実物を見ることができます。

交通アクセス 西鉄バス・福島高校前停留所から徒歩5分

地元グルメ

そば処「まんどき」

古くから大杣公園祭で毎年振る舞われていた「将軍そば」という伝統食を再現したお店です。「満時(まんどき)」=お昼どきを意味します。蕎麦打ち体験もできます(要予約)。

所在地 〒834−1402 八女市矢部村矢部3277番地1(土橋)
営業時間 午前10時~午後5時
営業日 毎週土・日及び祝日営業(平日:20人以上の団体受付可能※但し要予約)
問合わせ先 TEL.0943-47-2344
交通アクセス 堀川バス鬼塚バス停下車徒歩1分
八女ICから国道442号線を車で50分

レストラン「紅殻」

べんがら村内にあるジ・ビール&レストラン。地元の季節の食材を使ったオリジナル料理、隣接する工房で製造したオリジナル ジ・ビール「矢部川」が楽しめます。

古楽

福島の白壁の町並みにあり、江戸末期建築の旧家の風情を残す食事・土産処。女性に人気のヘルシーな「古楽定食」や冬季限定「だご汁セット」、抹茶やコーヒー、軽食などの喫茶メニューが揃います。店内には骨董品や民芸品が並べられ、ギャラリーとしても楽しめます。

特産品・工芸品

八女茶

深い香りとまろやかな味わいの八女茶。伝統ある優れた技術により、全国茶品評会などで常に上位に入賞し、名声を博しています。中でも伝統の本玉露は質量ともに日本一を誇る最高級のお茶として有名です。八女茶のお求めは、老舗の古賀製茶本舗をどうぞご利用ください。

「立花ワイン工場・夢たちばな館」

立花町は全国で約10%のキウイフルーツの生産量を誇るキウイの産地。特産のキウイフルーツが原料のワイン、季節に応じてつくるあまおう、梅・みかん・桃・いちじくワインの工場見学ができます。隣接のアンテナショップ「夢たちばな館」では試飲、販売をしています。

所在地 〒834-0082八女市立花町兼松726
開館時間 午前8時30分~午後5時まで
休館日 第2・4火曜日
問合わせ先 TEL.0943-37-1081
交通アクセス 九州自動車道八女ICまたは広川ICから車で25分

「立花バンブー工場」

全国有数の竹の産地・立花の豊富な竹を利用して、年間約10万本の竹をチップ上に細かく砕いた竹炭を製造しています。竹炭は土壌改良や殺菌、部屋や冷蔵庫・下駄箱・靴の脱臭剤、押入れやタンスの除湿やカビの防止など、天然パワーを有効利用した自然商品です。竹酢液もあり、有機農業、減農薬資材や入浴剤に利用されています。

所在地 〒834-0082八女市立花町兼松752
開館時間 午前8時30分~午後5時まで
休館日 第1・3土曜・日曜・祝日
問合わせ先 TEL.0943−37-1676
交通アクセス 九州自動車道八女ICまたは広川ICから車で25分

「古陶星野焼展示館」

江戸時代に久留米藩の御用窯として隆盛を極めた星野焼。茶の産地という土地柄、葉茶壺や茶具などの名品が数多く生み出されました。現在では星野を代表する美術工芸として高く評価され、現代の陶工たちに受け継がれています。杉檜山に囲まれた自然豊かな場所に穏やかに佇む「古陶星野焼展示館」は、星形の屋根、静かに湧き水をたたえる屋内庭園、陶窯の煙突を模した外観が話題を呼んでいます。庭園を囲む八角形の回廊式ギャラリーには江戸中期以降の逸品80~90組が展示され、星野焼の原点を追い続けるもの、アレンジを加え新たな輝きを持つもの、日常使いの中に馴染むものなど様々なテイストの存在感ある作品が並びます。

所在地 〒834-0201 福岡県八女市星野村11865番地1
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 毎週火曜日(当日が祝日の場合は開館)、年末年始
問合わせ先 TEL.0943-52−3077
交通アクセス 堀川バス星野焼展示館前バス停下車徒歩1分

「茶の文化館」

星野のお茶は全国でもその味わいの深さと風雅から知られるようになりました。豊かな自然の恵みを受けて育ち、品質保持のために茶葉1枚1枚を手で摘む星野伝統本玉露は、そのおいしさを最大限に引き出す昔ながらの製法でつくられています。呈示ホールでは、抹茶又は星野村自慢のお手前「しずく茶」が味わえ、桜山庭園や星野の眺望も望むことができます。また、1階には展示ホールとライブラリーがあり、茶の歴史や製法、抹茶ひきうす体験コーナーなどお茶のことを分かりやすく紹介しています。2階には広間と小間の2つの本格的な茶室があり、茶のお稽古や茶会だけでなく、会合やおもてなしの場としても利用いただけます。また、星野茶と地元の旬の食材でつくる優しい味わいが定評の食事処「星野茶寮」では、茶そばや抹茶アイスが人気。窓の外に広がる緑の山並みと棚田の風景の美しさに心が洗われます。

所在地 〒834−0201 福岡県八女市星野村10816番地5
開館時間 午前10時~午後5時
休館日 火曜日(5・8月は無休)
問合わせ先 TEL.0943−52−3003
交通アクセス 堀川バス池の山前バス停下車徒歩15分

八女の電照菊

八女市農業相生産高の3分の1を占める八女発祥の電照菊は、大輪で花にボリュームがあり、日持ちが長いことから全国に出荷されています。菊の短日性という特性を利用し、需要期には電気照明で菊を抑制栽培しています。また、電照菊のハウスが並ぶ夜景はとても幻想的です。

八女手すき和紙

八女手すき和紙の歴史は九州で最も古く、版画家の棟方志功も「版木に合い、かつ墨が紙にしみいるようだ」と八女手すき和紙をこよなく愛しました。矢部川の清流に恵まれ、繊維の長い九州産の楮(こうそ)を主原料としているため、引きが良く、腰が強いことから愛好者が多くいます。八女伝統工芸館では和紙づくりの工程の見学、手づくり体験ができます。県指定特産工芸品。

八女福島の仏壇

九州仏壇の源流として約180年前に始まったといわれています。国の伝統的工芸品にも指定された漆塗りと金箔を施した格調高い仏壇は、細部にまで芸術性と機能美を兼ね備え、手づくりの伝統技法が光ります。

八女提灯

全国一の生産量を誇る八女提灯は、約180年前に福島町で作られたのがはじまりです。薄い八女手すき和紙で内部が透けるように花鳥や山水などが描かれた「涼み提灯」は手づくりの風雅な趣で名声を博し、日本の伝統的工芸品として国に指定されています。

八女石灯籠

日本庭園に美しさを添える八女石灯籠。寒さや暑さに強い、地元産の阿蘇火山帯の凝灰岩を加工してつくります。意匠から代々の技法を受け継いだ伝統的なものから現代の新しいセンスを取り入れたデザイン灯籠まで、用途に合わせた作品が数多く揃っています。県特産工芸品に指定されています。

農産品・加工品

○なし

西日本有数の産地として有名です。人気の品種・幸水や豊水などジューシーで甘味のある八女のなしは、贈り物にも喜ばれています。

○ぶどう

ぶどうの王様・巨峰をはじめ、博多ベリー、デラウェアなどおいしさあふれる逸品を生産しています。

○いちご

福岡県を代表する「あまおう」は、「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字から名付けられました。販売高は60億円と日本一です。

○しいたけ

「冬姑(どんこ)」は、クヌギの原木で栽培された本物のしいたけ。農林水産大臣賞の受賞実績を持つ、上陽町自慢の特産品です。乾燥する冬の季節にゆっくりと成長します。肉厚で食感も良く、非常に美味です。

その他『うなぎのうまうま』、『はやの甘露煮』、『八女の蜂蜜』もあります。

地酒

矢部山系の清らかな水を使った芳醇な味わいの八女の日本酒。
全国的にも評価の高い2つの酒造元があります。

○株式会社高橋商店

創業1717年(江戸時代享保2年)。繁枡は九州一の穀倉地帯広大な筑紫平野の南部清流・矢部川の伏流水に恵まれた285年の歴史を刻む蔵元です。

○株式会社喜多屋

文政年間(1818~1830年)に屋号「喜多屋」で創業した、170余年の歴史を持つ老舗です。平成4~6年全国新酒鑑評会で三年連続金賞を受賞し、平成12年の全国新酒鑑評会でも金賞受賞をするなど、銘酒として知られています。

伝統工芸品

八女市には他にも、暮らしに息づく様々な伝統工芸品があります。

  • 八女和ごま
  • 竹細工
  • 久留米絣
  • 八女矢

お問い合わせは、八女市役所 商工観光課
TEL:0943-23-1596 まで

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