八女茶の特徴

八女地方は福岡県の南部に位置し、熊本県との境にあります。標高200~300mの山が連なる奥八女地方は寒暖差が大きく、谷間からの朝霧が樹林を受け、空間を覆うようにすっぽりと茶園を包み隠します。朝霧が晴れると、山の傾斜や丘陵に行儀正しくこんもりと並ぶ茶畑が広がります。このように湿度の多い土地は、茶の栽培に非常に適しており、天然のアミノ酸を多く含んだ新芽が育ちます。芳醇な甘みと香りで有名な「八女茶」は、このような環境の中で育ち、他の産地には真似の出来ないおいしいお茶ができるのです。特に玉露の生産は、品質、量とともに日本一の規模を誇り、煎茶も最高品質のお茶が生産され、毎年行われる全国茶品評会においても、玉露、煎茶ともに上位入賞茶のほとんどが八女茶によって占められています。

主なお茶の種類

古賀製茶本舗で製造販売する5種類のお茶の特徴をご紹介いたします。

玉露

新芽が伸び始めた頃、茶畑に覆いをして直射日光から守り、育てた極上品。日光を遮ることで旨味成分のテアニン(アミノ酸)が増え、奥深い甘味と舌に残る玉露独特の旨味、香りが引き立ちます。

煎茶

日本で生産される緑茶80%を占める代表的な茶葉。当社の煎茶は厳選された一番茶のみを使用しています。甘みの中にほどよい渋みが漂う、まろやかで上品な飲み口が特徴です。

番茶・ほうじ茶

番茶は晩茶を意味するお茶で、気取らずに飲めるので幅広い年齢層に人気です。ほうじ茶は番茶や茎茶を強火で焙煎して作られます。香り高い香ばしさは格別です。食後の後口を良くし、さっぱりと仕上げてくれます。カフェインが少ないので、お子様や年配層にもおすすめです。

茎茶(白折)

玉露や煎茶の精製加工中に選別、分離された茎の部分を集めたものです。鼻に抜けるようなスッとした軽さが特徴です。玉露白折の風味は玉露そのものですが、手頃な値段が魅力です。

粉茶

玉露の製造過程で出る粉を集めたもので、主にティーバッグで使われています。味は煎茶など茶葉の種類によって異なりますが、手軽で濃厚なお茶として人気があります。寿司屋ではあがりとして使われています。

体に良いといわれるお茶の成分

緑茶の主な成分

緑茶には、お茶の味をつくる様々な栄養分が豊富に含まれています。美容や健康維持にもいいといわれ、民間療法として暮らしの中でも活かされています。

カテキン

玉露には少なく、煎茶に多く含まれる成分です。殺菌力や抗菌力があり、活性酸素を抑える力もあるといわれています。最近ではフラボノイドが発見され、虫歯予防や口臭を抑える働きがあることが分かり、ガムなどに使われています。

テアニン

アミノ酸の一種となるテアニンには旨味、甘み成分があり、アミノ酸の中でも最も多くお茶に含まれています。脳の中枢神経に作用するので、気分をリラックスさせ、ストレス解消にも役立ちます。

ビタミンC

煎茶に多く含まれる成分。お茶のビタミンCは熱を加えても壊れにくいので、お茶から豊富に摂取できます。ストレスの解消にも良く、風邪予防としても知られています。